学習の自動化・効率化のためのLMS選定開始

vtmcでは、学習コンテンツを学んで小テストを解くことを繰り返す仕組みを作っています。国試科目を適切な間隔で小テストと科目資料の学びを繰り返すことにより、アクティブリコールを繰り返すことが目標です。この仕組みを体系化していくためには、受講者の学びの記録を残して整理していくことが必要です。当初、エクセルのようなシートに学習記録を残して整理していく予定だったのですが、学習者のことを考えると、24時間学習を受け付けて体系的に記録を残していく必要が生じます。 LMS Frappe (https://frappe.io/learning) それで、学習管理システム(LMS)を選定することになりました。 LMSとは、主に企業や教育機関で利用される、eラーニングやオンライン研修を実施・管理するためのプラットフォームです。 機能は、教材コンテンツ(動画、ドキュメント、クイズなど)を一元的に配信・管理して 受講者ごとに学習の進捗や成績、受講履歴を記録・可視化します。 それらの機能を基盤にして、コースの割り当てや進捗管理、リマインダー送信など、教育業務を自動化することで学習の自動化・効率化が可能になります。 有名なLMSとしては、Moodle、Blackboard、CanvasおよびGoogle Classroomがありますが、これらのLMSは規模が大きく、管理が大変になりそうなので、管理がしやすくコストがかからないLMSを探していました。 条件としては、オープンソース、比較的最近に開発されて、様々な外部ツールとの連携が容易という条件で探したところ、Frappe LMSとLMS-django が該当しました。これから実際にPCにインストールしたうえ、トンネリングという技術で参加者に公開したうえで、選定したいと考えています。 どのLMSが使いやすいか、このブログに報告したいと思います。