なぜ「発信を止める」という決断をしたのか
なぜ「発信を止める」という決断をしたのか 画像はChatGPT作 前回の記事では、 VTMCが約1年間、発信を止めていた理由についてお話ししました。 今回は、その決断の中身について、もう少し踏み込みます。 正直に言えば、発信を続けることは簡単でした。 途中経過でも、 「ここまで進みました」 「こういう技術を作っています」 といった形で、いくらでも情報は出せました。 むしろ、そうするべきだったのかもしれません。 しかし、私たちはそれを選びませんでした。 理由は明確です。 “途中のもの”は、受験生にとって価値にならないからです。 国家試験の勉強において、最も重要なのは「信頼」です。 この情報は正しいのか この方法で合格できるのか この学習は無駄にならないのか 受験生は常にそれを考えています。 だからこそ、少しでも曖昧な情報や、 完成していない仕組みを出してしまうと、 「結局、何を信じればいいのか分からない」 という状態を生んでしまいます。 私たちは、そこに強い違和感を持っていました。 多くの情報があふれる中で、 「とりあえず出す」という発信が増えています。 しかしそれは、 受験生の不安を減らすどころか、 むしろ増やしてしまっている可能性がある。 VTMCが目指しているのは、 情報を増やすことではありません。 「判断を減らすこと」です。 何をやるべきか迷わない。 どれを信じるか悩まない。 余計な比較をしなくていい。 その状態を作ることが、 本当の意味での学習支援だと考えています。 だからこそ、 未完成のものは出さない 検証できていないものは出さない 自信を持てないものは出さない この方針を徹底しました。 もちろん、その代償として、 約1年間「何もしていないように見える状態」になります。 実際、そう見えたと思います。 しかしその裏では、 教科書の読み込み 構造設計 AIとの接続検証 精度の確認 をひたすら繰り返していました。 そしてようやく、 「これなら受験生に出せる」 と確信できる状態に到達しました。 発信を止めたのは、 逃げではありません。 むしろ逆で、 「本当に価値のあるものしか出さない」という覚悟でした。 この判断が正しかったかどうかは、 これからの結果で示していきます。 次回は、 「この1年間、実際に何をしていたのか」 について、具体的にお話しします。...