肩の力を抜いて問題を解くための仕組みを準備しました
これまで国試対策をお手伝いしてきて、楽な気持ちで問題が解けて、確実に解けるようになる方法はわかっていました。50-80問ぐらいの問題をGoogle formsなどで解いて、解けなかった問題だけをもう一度できるようにすることでした。
実際にこの方法はとても効果を上げました。
「分からなかったら、ちょっと調べてもう一度解けばいい」と考えるだけで、肩の力を抜いて取り組むことができます。過度の緊張やストレスは記憶の効率を下げることが知られているからです(https://www.akamon-clinic.com/memory/)。自分にちょうどあった問題数で進めると、内容も自然に覚えられます。
でも、Google formsは合計点は算出してくれても個人別にどの問題が正解しているかを記録してくれません。それで、個人別に回答した選択肢を集めて正解と比較して正解した設問を割り出すプログラムを作って、受講生に、正解しなかったセットを作り直して受験してもらってました。これでは、私が大変です。
それで、試験問題をGoogle formのようにうまく出してくれるサイトを探しました。実現できそうなサイトはあるのですが、どれも使用料が結構するのに、何ができるかは分からず、逡巡していました。結局5年間、私はそんなサイトを探していました。
それで、大学を定年退職してから、猛勉強して、Google formsのように試験問題を解ける、また、受験生別に何番の問題が正解しているかを収集して、不正解だった問題だけを新たな問題集にできる。そんなプログラムを作ろうとしてきました。
それが、選択問題テストというのは、思ったより複雑なデータの構造を持っていて、作るのがとても難しく、この1年でも5回以上、挑戦しては敗退していました。
努力の結果、とうとうシステムが動きました。受講生にも公開することが可能です。画像を追加することも、受験時間を記録することも、そして、できなかった問題だけの問題集をすぐに作ることもできます。
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