間違った問題だけ限定して回答を繰り返して全問正解するテスト PLT
解けなかった問題だけをもう一度できるようにする出題システムが効果的だったことは記事にしました。
私はこのような試験システムを10年間探してきました。どうも、かなり高価なクイズ支援システムには一部の機能として搭載されているようでしたが、課金の勇気が出ず、既成のクイズシステムは使ってきませんでした。その代わりにGoogle formsでクイズを作り、それを処理するプログラムを作ってきました。でも、そのプログラムを誰かが動かさねばならなかったので、回答者が続けて挑戦することはできませんでした。一回目の不正解問題について調べて正解を予想して、二回目で正解する、ということの回答者のリズムでの繰り返しが大事と考えていました。
それで、2025年の2月に結局自分で開発することに決めました。生成AIの助けを借りてプログラムを作る能力を高めて、とうとう動きました。もっと使いやすくするところがあるので、完成とは言いませんが、目的は達成しました。
遠藤作 PLT試験システム
このようなテストシステムの名称をPerplexityとChatGPTに尋ねたところ、一般的な名称は無いとのことですので、仮決めさせていただきます。
Perfect Loop Test (PLT) と呼ぶことにします。
このスタイルのテストで全問正解するには、テスト1回目→資料を見て不正解問題の答えを考える→テスト2回目 という具合に進めるため、自然とテストされている内容を考えて記憶できます。よかったら PLT という言葉を覚えてください。
でも、
PLTを解いてみてわかったことがあります。テスト1回目→資料を見て不正解問題の答えを考えるときの資料は、できたら一つにまとまっている方が良いのです。iPadなどですぐにいろいろな資料を検索できても、科目をまたいでいると頭が追い付きません。だから、PLTで最初に取り組むのは、科目・単元別問題になりそうです。いよいよ、vtmcの参加者とともに、科目別問題の作成に取り組みます。
そのお話しは次回紹介します。
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