資格試験とvtmcの教育方式①

 獣医師国家試験の準備は大変です。獣医学類や獣医学科に通う学生さんは、その内容を学ぶことに6年間をかけます。だから、予備校でそれをすべて再び学べるようにすることは目標にしません。その代わりに、学んでこられた獣医学類や獣医学科の卒業生がもっている知識を最大限に活かして、実はすでに持っている知識を国試問題を解くために頭の中で活性化する方法を検討しました。

基本は、資格試験の王道と言われる勉強方法です。わかりやすく書いてあるページを紹介します。

資格勉強の勉強法のやり方と一発合格するコツを解説【難関資格向け】

アウトラインは、俯瞰→凝視→反復　です。

俯瞰というのは、テキストを通してみて全体を把握することをご紹介したページでは想定していますが、国試を終えた卒業生はすでにその過程を終えていますから、過去問をざっと解いてもらいます。一つ一つにこだわらないで、解けなかったら、それを記録しておいて、再度解いて、全部正解できるまで、繰り返しやすくします。

その次の凝視の過程では、一問一問について、テキストを調べて、出題される部分を意識して把握します。この過程でChatGPTなどの生成AIを使うことにより、調べる時間を短縮します。ChatGPTで起きる可能性がある、「間違いを教えること(ハルシネーション)」は予備校で準備するテキストと国家試験の過去問の正解をうまく使って最低限にします。

反復というのは、俯瞰→凝視　をセットとして繰り返すことを示しています。これをうまく繰り返しながら、受講生が自分用に最適化したテキストを準備して、過去問を見たら、すぐに「この科目のこのことを尋ねている」ことをわかるようにするための反復ごとに行う学習方法をZoomなどを使って個人的に面談しながら進めます。