「最高の勉強法」シリーズ1 インターリービング

 これからしばらくは、vtmcでは科目別の準備をしながら学びが続きます。

その間に、主催者は最新の勉強法理論に基づいて、効果的な勉強法を準備していきます。効果的な学習については、最近多数のエビデンスが報告されていて、例えば「繰り返し読むことの学習効果は低い」などの意外な傾向が科学的に証明されています。それらを自分の学習に役立てた、安川康介先生が書かれた本「科学的根拠に基づく 最高の学習法」(紹介動画)に主催者は注目しました。学習者が取り組む方法がわかりやすいだけではなく、論拠のエビデンスの有り無しも明確に書かれています。紹介された方法は誰でも始められますが、学習者には学習効果の実感が無いという問題があります。そこで、主催者は vtmc 参加者が自然と実現できて、学習効果を実感できる仕組みを整備することにしました。

ChatGPT作

安川先生はエビデンスがある効果的な学習方法として、4つを挙げておられます。

アクティブリコール、分散学習、精緻的質問とインターリービングです。
それぞれについては、このブログで取り上げるときに説明します。

仕組みとして実現が容易な順にシステムを準備するので、最初はインターリービングにしました。インターリービングは、スキルやテーマが異なる課題に交互に取り組む学習方法です。これなら、最初は科目を2科目選んで交互に解くように学習を進めれば良いので、整備することは比較的容易です。
でも、ただインターリービングで学習すれば良いというものではありません。科学的な証拠を参加者の皆さんに示して、効果を納得してもらってから開始することが大切です。インターリービングでの学習については、30日程度の期間が過ぎても記憶が定着していることを確認するまでは、学習者は実感できないということも示されているからです。


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